行政事業レビューAIアイデアソン・ハッカソン
行政事業レビューに係る各府省庁の負担低減や業務効率化や、レビューシートのデータの利活用等について検討するため、AIアイデアソン・ハッカソンを2回実施しました。
それぞれのアイデアソン・ハッカソンについては以下リンクを参照ください。
- 行政職員向けアイデアソン・ハッカソン(2025年5月16日開催)
- 行政改革学生アイデアソン・ハッカソン(2025年6月から11月にかけて実施)
行政事業レビューの作成・点検等に関する各府省庁の課題について、AI等を用いて解決できないかを検討するため、各府省庁の行政職員向けのアイデアソン・ハッカソンを実施しました。
レビューシートのデータを元に、データの新たな利活用法、社会課題に対する新たな解決策、政策立案や行政サービスの新たな考え方等を模索するため、大学生・大学院生等の学生によるアイデアソン・ハツカソンを実施しています。
※「アイデアソン」、「ハッカソン」とは、特定のテーマに対して、ITエンジニアを含む様々な分野の人々が集まり、定められた期間内で、 アイデアソンにおいてはアイデアのブラッシュアップ、ハッカソンにおいてはアプリケーションやサービスの開発を行うイベントです。
行政職員向けアイデアソン・ハッカソン
デジタル庁の「AIアイデアソン・ハッカソンシリーズ」の第4弾として、2025年5月16日(金)に「行政事業レビューAIアイデアソン・ハッカソン」を開催しました。各省庁職員が参加し、行政事業レビューシートの作成や点検等に関する困りごとや課題に対し、アマゾンウェブサービスジャパン、グーグル・クラウド・ジャパン、日本オラクル株式会社及び日本マイクロソフト株式会社のエンジニアの協力を得て、 AI等を活用した具体的な解決策を検討しました。
当日の様子:府省庁の職員とAIエンジニアが一緒に検討しました。


講評の様子


イベントの成果
15の困りごと・課題に対してそれぞれプロトタイプが開発され、AIの活用による行政の業務効率化や質の高いサービス・政策の実現に向けた可能性が示されました。今回作成されたプロトタイプや明らかになった 課題をもとに、今後、AIの活用に向けての検討を更に進め、実際の業務改善につなげていきます。
行政改革学生アイデアソン・ハッカソン
行政における今後のAIの普及を見据えて、レビューシートのデータを元に、データの新たな利活用法、社会課題に対する新たな解決策、 政策立案や行政サービスの新たな考え方を探索するため、大学生等の学生を対象に、アイデアソン・ハッカソン(以下「本ハッカソン」といいます。)を実施します。
Kickoff Day(2025年6月6日:オンライン開催)
Kickoff Dayでは本ハッカソンの趣旨やテーマ、今後の開催概要等について説明しました。また、松尾豊東京大学教授と平将明行政改革担当大臣との対談を行いました。
■Kickoff Day概要
日時:2025年6月6日(金)17:15~19:35
プログラム:【特別対談】「AI×行政」の可能性
登壇:松尾 豊 東京大学大学院工学系研究科教授
平 将明 行政改革担当大臣
【パネルディスカッション】時代の変化に機動的・柔軟に対応する行政の実現に向けて
パネリスト:大橋 弘 東京大学副学長/大学院経済学研究科教授
大屋 雄裕 慶應義塾大学法学部教授
亀井 善太郎 PHP総研主席研究員/立教大学大学院社会デザイン
研究科特任教授
モデレーター:伊藤 伸 構想日本総括ディレクター/デジタル庁参与
【今後の開催概要等】:ハッカソンの目的・背景・ねらい、応募に向けた手続き等について
の説明
インターネット配信(ニコニコ動画)
インターネット配信(YouTube)
資料1 不確実な時代において行政改革に求められる姿(大橋先生提出資料)
資料2 AI利活用と今後の行政(大屋先生提出資料)
資料3 新しい技術とこれからの行政(亀井先生提出資料)
資料4 EBPM×DX~EBPM的思考で事業を見直す~(伊藤先生提出資料)
Hack Day(2025年8月30日(土)-31日(日):東京)
2025年6月6日(金)のKick0ff Dayの開催を踏まえ、行政が持つデータの新たな利活用法や政策立案の新たな考え方などを、学生の柔軟な発想を取り入れながら探索するため開催し、Award Dayへ進出す
るファイナリストを決定しました。
開催概要はこちらをご覧ください。
■Hack Day概要
日時:2025年8月30日(土)-31日(日)
プログラム:2025年8月30日(土)10:00~18:00 開会、プログラム開始(開発作業)
2025年8月31日(日)10:00~15:15 開発作業
15:15~17:00 成果発表・結果発表・全体講評、閉会
選考委員:大屋 雄裕 慶應義塾大学法学部教授(選考委員長)
小野 陽子 大妻女子大学データサイエンス学部教授
瀧 俊雄 株式会社マネーフォワード執行役員グループCoPA
中川 正洋 ボストンコンサルティング グループマネージング・ディレクター&パートナー
村上 将一 株式会社松尾研究所取締役AI開発事業ディレクター
〇今後のスケジュール
本イベントは、以下のスケジュールにて開催予定です。
2025年10月(予定) Boost-up Day
:ファイナリストは、Award Dayに向けて、メンターへ改善に向けた相談ができます。日付や実施方法等の詳細は追って対象者にご連絡します。
2025年11月(予定) Award Day@東京
:ファイナリストによる最終プレゼンテーションと審査を行い、部門賞を決定します。日付や実施方法等の詳細は追って対象者にご連絡します。
Award Dayの模様は、インターネット配信を予定しています。
〇申込方法
申込受付期間は、以下の期間です。募集要項等をご確認の上、参加申込フォームから応募ください。
※応募数により、全ての方に参加いただくのが難しい場合は、行革事務局で参加申込フォームから提出い
ただいたアイデア内容等に鑑み、審査の上、参加者を決定することがありますので、ご了承ください。
※書類選考の結果及びHack Dayの詳細につきましては、2025年7月22日(火)頃に、登録いただいた
メールアドレス宛に通知します。
※応募は締め切りました。
・申込受付期間
2025年6月6日(金)~6月30日(月)参加申込フォーム
〇募集要項等
募集要項等は以下の資料をご確認ください。ご不明な点はお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
募集要項
参加規約 ※必ずご一読ください。
プライバシーポリシー
・Kickoff Day資料
2025年6月6日(金)に実施したKickoff Dayでの事務局説明資料はこちらです。取り組んでいただきたいこと、使っていただくデータ、選考委員、メンター等についてはこちらの資料を併せてご覧くだ
さい。