行革断行評議会(第11回)議事要旨

行革断行評議会

  1. 日時 平成13年10月11日(木)12時30分〜14時45分

  2. 場所 行政改革推進事務局大臣室

  3. 出席者
    朝倉 敏夫読売新聞社執行役員論説委員長
    猪瀬 直樹作家
    樫谷 隆夫日本公認会計士協会常務理事
    田中 一昭拓殖大学政経学部教授
    船田 宗男フジテレビジョン報道局解説委員長
    (事務局)
    西村 正紀内閣官房行政改革推進事務局長
     
    ※ 石原行政改革担当大臣は欠席。

  4. 議題
    (1)高速自動車国道の償還見通しの試算について(国土交通省資料)
    (2)その他

  5. 会議経過
    (1) 10月9日(月)に、国土交通省より行革事務局に提出された「高速自動車国道の償還見通しの試算について(※)」につき議論した。
     メンバーからは、以下のような意見が出された。
    • 評議会メンバー試案が一つの「ハードル」となって総理からの指示になったものと考えられるが、総理の指示に回答したこととならないのではないか。総理は「国費不投入、償還期間30年以内」でできるように、工夫するべしとの趣旨であったと思われるが、国交省の回答はできません、と言っているに過ぎない。
    • この試算では「20.6兆円を投入して残り約2400キロを建設する」ことを前提としたものだが、建設すべき路線を精査したり、安いコストでの建設を模索するなど、他の選択肢もあることを意識すべき。
    • 試算の妥当性を検証するためにも、シミュレーションの前提となるデータを開示すべき。
    • 他の前提を置いた試算も提出されるとのことだが、(年末の整理合理化計画の策定までの)時間も限られているので、国交省は早急に提出してほしい。
    (※)内閣総理大臣より国土交通大臣に対し、
    @国費不投入、償還期間30年以内の場合、どのような整備となるか
    A@によりがたい場合、その例外として、いくつかのケースを想定してどのような整備になるか
     について、1週間以内に、石原大臣の下の行革事務局に報告することとの指示(10月1日)があり、これに基づき行革事務局に提出されたもの。
     
    (2)「行革断行フォーラム」の開催について事務局より説明ののち議論された。現段階では、
    • 10月27日(土)札幌(エクセルホテル東急)
    • 11月4日(日)広島(広島国際会議場)
    • 11月17日(土)大阪(ザ・フェニックスホール)
     にて、大臣+評議会メンバー数名などの参加により開催されることとされた。
     このほか、11月に、東京で開催する方向で調整することとされた。

    (文責:行政改革推進事務局)


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