<法人名:奄美群島振興開発基金>
所管省庁:国土交通省
事務局案所管省庁の意見
【奄美群島内事業者に対する政策金融事業(融資、出資、保証)】
○ 保証業務については、保証総額と比較し保証基金の額が著しく少ないなど財務上問題があることから、保証総額の縮小等財務の健全化のための措置を講ずる。


○ 保証需要の動向を踏まえ、適正規模の保証業務の推進を図るとともに、審査の厳格化、代位弁済の抑制、求償債権の回収強化等を通じた収支改善策を推進する。
○ 融資業務については、延滞債権比率が非常に高く、財務上問題があることから、民間金融機関への委託を含む融資形態の見直し、リスク管理の強化など、財務の健全化のための措置を講ずる。○ 延滞債権の積極的な回収に努めるとともに、地域の実情を踏まえた融資形態について検討を行い、併せて審査の厳格化のための効果的な手法を検討し、リスク管理強化の徹底を図る。
○ 出資業務については、実績がなく意義に乏しいことから、廃止する。○ 遠隔離島である奄美群島において産業の振興を図るという奄美基金の目的を踏まえ、地域における将来の需要を展望しつつ、その在り方について検討する。
<以下の項目については、見直しの結果実施する業務について適用する。>
○ 貸付資産等のリスク管理及び引当金の開示については、適切に実施する。


○ 御指摘のとおり検討する。
○ 金利の決定については、政策的必要性等を踏まえ、決定責任主体を明確にする。○ 金利の決定責任主体は既に明確になっている。(法令に基づき、奄美基金が主務大臣の認可を受けて貸付金利を定めることとなっている。)
○ 政策金融について評価手法を検討し、その結果を事業に反映させる仕組みを検討する。特に繰上償還を含めた政策コストを明示する。○ 御指摘のとおり検討する。

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