事務局案 | 所管省庁の意見 |
【交通事故及び運転経歴証明業務】 ○ 政府出資金の返還など国の関与を見直す。 | ○ 国の関与の見直しについて(すべての業務) 自動車安全運転センター(以下「センター」という。)の行う、交通事故証明業務、運転経歴証明業務、通知業務、安全運転研修及び調査研究の各業務は、安全運転の励行による交通事故の防止や交通事故被害者の救済のため行われるものであり、高い公益性を有している。また、センターの各業務は相互に密接な関係にあるため、センターの有する知見・情報・施設等の資源を最大限効率的に活用することができ、センターの目的達成が図られている。 仮に政府出資金の返還などを行うと、センター全体の業務運営に著しい支障が生じる。交通安全に大きく寄与しているセンターの各 業務は、いずれを欠いても我が国の現在の交通安全水準の向上を図ることができないばかりか維持することすら困難となる。また、これを警察自ら行うことは、現行の警察の体制・人員の下では困難であり、他方、これらの業務が民間企業によって提供されることも期待できない。 現在、交通事故発生件数及び負傷者数が過去最悪を更新し続けており、このような厳しい交通情勢にかんがみると、センターについては、政府出資金などの国の関与を維持することが必要であると考えるが、業務の効率化についてはさらに積極的に検討を進めたい。 ○ 外部評価の実施について (交通事故及び運転経歴証明業務、通知業務、安全運転研修) 行政機関における政策評価や独立行政法人の業務の実績の評価などを参考にしつつ、検討を進め、実施する。 |
○ 客観的な事業評価の指標を設定した上で、外部評価を実施するとともに、外部評価の内容を国民にわかりやすい形で情報提供する。 | |
【通知業務】 ○ 政府出資金の返還など国の関与を見直す。 |
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○ 客観的な事業評価の指標を設定した上で、外部評価を実施するとともに、外部評価の内容を国民にわかりやすい形で情報提供する。 | |
【安全運転研修(安全運転中央研修所)】 ○ 政府出資金の返還など国の関与を見直す。 |
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○ 客観的な事業評価の指標を設定した上で、外部評価を実施するとともに、外部評価の内容を国民にわかりやすい形で情報提供する。 | |
【安全運転・交通事故防止に関する調査研究】 ○ 政府出資金の返還など国の関与を見直す。 |
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○ 研究課題の設定、実施体制の決定、研究期間終了後の研究成果(長期にわたるものについては中間時点の進捗状況)について、厳格な外部評価を求め、評価結果を研究資源配分等に反映させる。また、研究成果及び外部評価の内容を国民にわかりやすい形で情報提供する。 | ○ 外部評価の実施について(調査研究業務) 厳格な外部評価の実施及び評価結果の反映については、他の調査研究機関の例も参考にしつつ検討を進め、実施する。また、調査研究の成果は、既に広く公表しているところであるが、今後はさらに、外部評価の内容の適切な情報提供についても取組みを進める。 |