第4回 公益法人制度の抜本的改革に関する懇談会議事概要


1.日時:平成14年11月28日(木)16:00〜18:30

2.場所:内閣府309号特別会議室

3.懇談会出席者

 入山映(笹川平和財団理事長)
 太田達男((財)公益法人協会理事長)
 神田秀樹(東京大学教授)
 関幸子(鰍ワちづくり三鷹 事業部プロジェクトグループマネージャー)
 中里実(東京大学教授)
 橋本博之(立教大学教授)
 水口弘一(竃村総合研究所元社長)
(50音順)
 加藤秀樹氏、中田裕康氏、山岡義典氏は欠席。

4.議事概要

○ 移行及び税制につき、事務局資料説明の後、以下のとおり議論を行った。

【移行】

(→ 準則主義で残余財産分配禁止規定を設ける場合、実効性があるかどうかという問題が残る。現行制度は、官庁の許可制下にあるから、寄付者の意思が保護されている。現行の規律との兼合いから、どのように制度を仕組むかが問題である。) (→ 中間法人の残余財産は公益法人の規律と同じく、最終的には国庫帰属となっているはず。残余財産の分配禁止については、定款に記載することで問題ないのではないか。) (→ 公益法人から新しい非営利法人への移行措置としては、残余財産の分配禁止など、一定の条件を付して組織変更を認めることについて検討することで良いということでよろしいのではないか。(→特に異論はなし。))

【税制】

(→ 次回の懇談会は、12月10日(火)10:00〜12:00に開催予定(テーマは骨子案の検討)。)

(文責:内閣官房公益法人制度改革推進担当)


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